残牙丸宗藤 とは
残牙丸宗藤(ザンガマルムネヒサ)とは、クラエが所有している刀のこと。
鴉刈家に代々伝わる、毒を持つ刀。
折れるとその断面から濃い紫色の血液のような液体が溢れ、折った者を憎むかのように禍々しい怨念を放つ不気味な妖刀。
その怨念と血液のような液体には魔宝赤玉と同じ腐敗効果があり、近づくだけでも危ない。
その怨念の威力は遥か過去の大戦時代に数万人規模の死者を出すほど。
再生能力があり、暫く時間が経つと怨念は消え刀身も元通りになる。
本来の刀と同じ玉鋼で構成されているのにも関わらず、紫色の血を持ち、折れても再生する姿はまさに妖刀そのもの。
クラエには特に害は無いが周囲が大変なことになるので折らないよう最善の注意を払って扱っている。
当時の鴉刈家には残牙丸を含んで数本の刀が存在したが、刀身が紫色をしているのは残牙丸のみ。
鍛えている最中にトラブルが発生し、打たれていた残牙丸によって殺傷事件が起き、
毒を含む大量の紫紺の血液と魔力を浴びて刀身が紫色に染まり妖刀になったとか。
いつもクール。負けず嫌い。
とても太りやすい体質らしく、体重にはいつも気をつけている。
でもスナック菓子が好き。
いつもは大人しくて物静かだが、
過去に真っ二つに折れてしまった際、
自身から放たれた怨念で何万もの死者を出してしまったことがある。
怨念は彼女の意思ではなく"呪い"。
生まれつき持っている解けない呪いの影響で、折れた際に全くの別人格に豹変し、怨念を放ってしまう。
何万もの死者を出してしまった大戦後 寝床に運ばれ、
布団を被り大粒の涙を流しながら「ごめんなさい…!ごめんなさい…!」とずっと大泣きした。
その後もどうしても怨念と人格を制御することができず悩んでいる。
過去のような最悪の事態を招かないよう、普段の生活でも常に気をつけている。
容姿
※1番最初に試しで描いたものなのでデザインが多少異なる場合があります。
髪は薄紫。
肌は紫色の異色肌で、口の中はピンクではなく濃い紫。
体質の影響でいつもムチムチしている。
2023-11-09