残牙丸宗藤 とは
残牙丸宗藤(ザンガマルムネヒサ)とは、クラエが所有している刀のこと。
鴉刈家に代々伝わる、毒を持つ刀。
折れるとその断面から濃い紫色の血液のような液体が溢れ、折った者を憎むかのように禍々しい怨念を放つ不気味な妖刀。
その怨念と血液のような液体には魔宝赤玉と同じ腐敗効果があり、近づくだけでも危ない。
その怨念の威力は遥か過去の大戦時代に数万人規模の死者を出すほど。
再生能力があり、暫く時間が経つと怨念は消え刀身も元通りになる。
本来の刀と同じ玉鋼で構成されているのにも関わらず、紫色の血を持ち、折れても再生する姿はまさに妖刀そのもの。
クラエには特に害は無いが周囲が大変なことになるので折らないよう最善の注意を払って扱っている。
当時の鴉刈家には残牙丸を含んで数本の刀が存在したが、刀身が紫色をしているのは残牙丸のみ。
鍛えている最中にトラブルが発生し、打たれていた残牙丸によって殺傷事件が起き、
毒を含む大量の紫紺の血液と魔力を浴びて刀身が紫色に染まり妖刀になったとか。
鴉刈家の始祖がハキアマーダー界の地下深くで作り出した妖刀。
首に巻いているヘビは彼女の体の一部で、視界や食べ物の味・感触や感情が共有されるらしい。
当時、他にも同じ名の刀が数本存在したが、異様で妖しい美しさと特別な名を持つのは彼女だけ。
少しカッとなりやすく少々めんどくさがりなところがある。
血が紫色なので鼻血を出した際、鼻から紫色の液体が垂れている とビックリされたらしい。
闇影大戦中、特殊な体質?だからか他の刀より少し脆いらしく、折れたショックで反射的に闇の力を放ったという。
魔物共を一度に大勢葬れたもののあのような事態になるとは思っておらず、
自分の都合で無関係な民達を巻き込んでしまい反省している。
相当な事がない限りあの時のような力を使うのは控えている。
容姿
髪は紫で白に近い薄い紫色のグラデーションがかかった長いポニーテール。
紫なツリ目。
首に薄い紫色の毒蛇を巻いている。
旧デザイン
髪は薄紫。
肌は紫色の異色肌で、口の中はピンクではなく濃い紫。
体質の影響でいつもムチムチしている。
2023-08-22