ヴィオーラ とは

同じく死界に住む霊のアロは妹。

死界に侵入してきた者を糸でバラバラに切り裂き、館に食料として提供する仕事をしている。

ある日突然、愛している人が置き手紙を残して行方不明になり、後を追ってエテルノアメルにやってきた。

が、いくら探しても痕跡すら見つからず、生者を逃さぬと死界の力に囚われ帰れなくなった。

そしていつしか愛している人と繋がっていた糸は鋭い刃となった。

愛する人が行方不明になって数千年…

長く死界に居るからか、眠っていた力が完全覚醒し、両親ですら得ていない不老不死を得た。

寿命を大きく超える年月が経ち、もう生きていないだろうと彼女は諦めた。

本当だったらもうとっくに彼と結婚し、幸せな家庭を築いていたのに……

霊魂の力に長けていたアーニマーズ家の者は体に青白い炎のようなものをまとっているのが普通だが、彼女とその妹は違っていた。

が、強い霊の力を持つ死界に永い間居た事によって、眠っていた霊魂の力が開放発揮され、現在のようになった。

この炎のようなものはアーニマーズ家特有の性質と彼女の力によって形成されているため、水をかけて消えるようなものではない。

初期イメージ

※1番最初に試しで描いたものなのでデザインが多少異なる場合があります。

髪は薄紫のざんばらで青いグラデーションがかかっており、毛先で青白い炎のようなものがゆらゆらと揺らめいている。

この炎のようなものは素手で触れても火傷はせず、少しひんやりしているらしい。

バラバラな髪はストレスで彼女が断ち切った…

訳ではなく、元からこういう髪質で、

どんなに頑張って綺麗に整えてもバラバラに生えてきてしまうらしい。