カイヤ(Rver.) とは

ハキアマーダー界に住むエルフの中で、最高の知力と魔力を誇る2大魔女のうちの一人。

元々はハキアマーダー界中のエルフ達を震え上がらせるほどの魔法技術を持つ大魔道士だった。

マギアノアールにある高難度な魔法学校の卒業生で、

卒業後は新たな魔法を開発・研究する日々を送っていた。

ある日、開発していた魔法が突如暴走し、身体が酷い苦痛に襲われその場に倒れ込んだ。

その数カ月後、異常なほどの悪夢を見て、有り得ないほどの体の軽さを感じて目が覚め、体から魔力を気配すら微塵たりとも感じなかった。

いつものように、そこにあるろうそくに魔法で火を付ける事ができない。

生まれつき持っていた魔力を全て失ってしまった。

魔力が無ければ、使命を果たすことができない。

数週間後、事態の重さに気づいた瞬間から数百年もの長い間ショックで飲食を一切せず、泣き崩れた。

やがて涙は枯れ、全身は骨がハッキリ浮き出るほど痩せ細り、死寸前まで精神を追いやられた。

診療所のベッドで泣き疲れて眠っていた時、夢の中に一人の人物が現れた。

数百年間感じていた負の感情が涙となって頬をつたい、その人は涙を優しく拭ってくれた。

「このままじゃ駄目…
魔力が無く魔法が使えなくてもできることは沢山ある…」

夢から覚め、なんとか気を取り戻した彼女は現在13人の子供の母親である。

その後もなんとか自身の知力を振り絞り、昔のように魔法を使う方法を模索していたが全て無駄に終わった。

自身の力では魔力を取り戻すことができないと悟り、マギアノアールの長『魔神』に かつての魔力を取り戻したいとお願いをした。

すると魔神は 13人の子供全員を捧げてくれれば元の状態に完全に戻してやる と要求してきた。

でも、大切な子供達を自身の勝手な都合で失うわけにはいかない…。

魔力を取り戻すのは諦め、自身の知識を役に立てたいと考えた末、母校の教師となった。

魔力が無いのでちっぽけな魔法すら使うことができないが、

苦手な所を的確かつとてもわかりやすくサポートしてくれる優しく温和な彼女は生徒達に大人気である。

だが、彼女は魔力消失、アラリスはいじめで苦しみ自殺し、ハキアマーダー界は最高の魔女を2人も失ってしまった。

水色のスーパーロングで赤い瞳でとんがったエルフ耳。

全裸