トゥガーの人生
とても気温の差が激しいサバンナで
1匹の猛獣が生まれた。
綺麗なオレンジ色で模様はない。
とても活発で明るい、
元気な虎だった。
野生の動物を狩って食料を確保していた。
どんどん力がついていった。
その時は36歳。
元気な虎だった。
老いてもいなかった。
そのサバンナ1の強い猛獣だった。
そんなある日。
その虎は見たことない世界に
迷い込んでしまった。
地球に存在しないような生き物だけ視界に入っていた。
背中に羽がある人間。
獣耳がある人間。
尻尾が2つの猫。
いろんな生き物がいた。
ある人物が虎に話をかけてきた。
「君もここで一緒に暮らさない?
とてもいい所で苦労しない。
平和なところだよ。」
有翼人だった。
その後、いろんな施設を見て回った。
怖がられることは無かった。
数100年後。
虎はものすごい妖気をたくわえていた。
人型で虎の耳や尻尾があり、
1部、鎧を着ている。
緑のマントを身につけていた。
とても立派な妖怪になっていた。
その人外しかいない世界にいるのも
すごい慣れていた。
主食は人間になっていた。
1203歳だった。
その少し離れた集落で
馬の妖怪と親友になった。
とても綺麗な羽衣だった。
その妖怪馬と戦ったりしたけど
負けた。
とても強かった。
その虎はいつのまにか妖怪となって
人外しかいない世界でくらしていた。